ママカメラマンが教える!幼稚園・保育園の運動会の撮り方|失敗しない6つのコツ

「気づいたら背中ばかりだった」を卒業しよう

毎年訪れる、幼稚園・保育園の運動会。
カメラを構えて夢中で撮ったあと、家でデータを開いてがっかり、という経験はありませんか?

  • お遊戯のとき、後ろ姿しか撮れていなかった
  • かけっこは全部ブレていた
  • 我が子がどこにいるかわからない群衆ショット
  • 笑顔の瞬間を逃した

ママ友からも「うまく撮れなくて……」とよく相談されます。
じつは、少しの工夫で写真はぐっと良くなるんです。

スマホでも一眼レフでも、誰でも実践できるコツをまとめました。

運動会の手作りフラッグと園庭
園庭に飾られた手作りのガーランド

1. 準備編:当日の朝には「もう勝負がついている」

① プログラムを必ず読み込む

園から配られるプログラム、チラ見で済ませていませんか?

何を読み取るか?

  • 我が子の出番(種目・順番・隊形)
  • 会場のどこで何が行われるか(位置の図)
  • 入退場の動線

出演時間も短かったり、両親のいずれかが一緒に演目に参加することもあるので、家族全員でシェアしておくのがポイントです。
(後でケンカのもとにならないように笑)

② バッテリーは「2倍」用意

「もう少しで一番の瞬間」というところでバッテリー切れ──これが運動会撮影の最悪パターンです。

目安:

  • 一眼カメラ:予備バッテリー1〜2個
  • スマホ:モバイルバッテリー(10000mAh以上)

スマホの場合、写真と動画を撮るとあっという間にバッテリーが20%まで落ちます。

③ 保存容量にも余裕を持とう

当日「容量がいっぱいで撮れない」とならないよう、事前にチェックを。

  • デジカメ・一眼レフ:予備SDカードを準備
  • スマホ:事前に容量を確認、不要な写真や動画は整理しておく

2. カメラ設定:スマホ/一眼レフ別

スマホの場合

スマホでわが子を撮影する保護者
スマホ撮影もコツを押さえれば素敵な一枚に

iPhone・Androidとも、運動会で覚えておきたい設定は3つ:

① バーストモード(連写)を使う

シャッターボタンを長押しすると連写になります。
ゴールテープを切る瞬間など、決定的瞬間は連写一択。

② グリッド線を表示

縦横をグリッドに揃えることで構図がぐっと良くなります。
あえて斜めにしたいとき以外は、できるだけグリッドを意識しましょう。

  • iPhone:設定 → カメラ → グリッド ON
  • Android:カメラアプリ内の設定からON

③ 「明るさをロック」

タップして子供に焦点を合わせたら、指を長押しして「AE/AFロック」をかける。
明るさがコロコロ変わらずに安定して撮れます。

一眼レフ・ミラーレスの場合

設定の目安:

  • モード: Sモード(シャッタースピード優先、スポーツモードなど機種によって異なります)
  • シャッタースピード: 1/500〜1/1000(動きが止まる)
  • ISO感度: AUTO(上限6400程度)
  • AF: AF-C(コンティニュアス/追従)
  • 連写: 中速以上
  • レンズ: 70-200mmまたは70-300mmが理想
    スマホの場合は1・2・3倍などのレンズの個数によって選べます。調節せずそのいずれかで撮ると画質がよくなります。

「設定が複雑」と感じる方は、Sモード+1/1000+ISO AUTO だけ覚えてください。これだけで9割解決します。


3. 立ったままでなく、できれば低い姿勢で

ゴールテープを切る瞬間の子ども
走る瞬間の表情を逃さない

子供を見下ろした写真だと、その背景は地面ばかりになりがちです。
しゃがんで撮ると、空が抜けたり、下を向いている子供の表情も写りやすくなります。

大人の目線(160cm前後)から少し下げるだけで、写真がぐっと自然で温かくなります。


4. 「我が子だけ」じゃない写真も撮ろう

つい我が子に集中してしまいますが、後から見返したとき胸を打つのは「周辺の写真」だったりします。

園庭で整列する園児たちと青空
会場全体を写すワイドショットも忘れずに
プラカードを持つ園児の入場行進
入退場の動線を頭に入れておくと撮影成功率UP
園児の水筒が並ぶ風景
何気ない日常の小道具も後から大切な記憶に

撮っておきたい周辺ショット

  • 入退場門・看板(場所の記録)
  • お弁当の風景
  • お友達との距離感がわかる写真
  • プログラムの紙
  • 泣いている顔・拗ねている顔(後から宝物に)

これらが「あの日の運動会」を立体的に思い出させてくれます。


5. マナー:周りへの配慮を忘れずに

立ち位置のマナー

  • 三脚は禁止の園が多い
  • 自分の前列の保護者を遮らないように
  • 撮影スペースが指定されている場合は必ず守る

他のお子さんが写ったとき

  • SNSへの投稿時は他のお子さんの顔にスタンプをかぶせる
  • 卒対の写真係でない場合、他のお子さんの写真を保護者に勝手に渡さない

競技に夢中になりすぎない

カメラ越しでなく、直接わが子の頑張りを見る時間も大切。
私自身、半分はカメラを下ろして拍手することを心がけています。


まとめ:失敗を恐れず、たくさん撮ろう

運動会撮影は、子どもの成長を残す一年に一度のチャンス。

完璧でなくていい。
「ぶれてる写真」も、後から見ると「必死で走ってた証拠」として愛おしくなります。

ぜひ、当日はカメラと笑顔の両方を持って臨んでください。


それでも「やっぱり自分で撮るのは大変」と思ったら

「カメラの操作も難しいし、応援にも集中したい」
そう感じる方には、家族写真の出張撮影サービスもあります。

私は栃木・茨城を中心に、ご家族の運動会撮影もお引き受けしています。
気になる方はお問い合わせからお気軽にどうぞ。


書いた人:宇野美和(ドリー)
栃木県宇都宮市を拠点に活動する女性フォトグラファー。
マッチングサイト リピート率全国2位(2022年)/撮影実績400組以上/★5.00

Reseau Germe Photography 公式サイト


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