「気づいたら背中ばかりだった」を卒業しよう
毎年訪れる、幼稚園・保育園の運動会。
カメラを構えて夢中で撮ったあと、家でデータを開いてがっかり、という経験はありませんか?
- お遊戯のとき、後ろ姿しか撮れていなかった
- かけっこは全部ブレていた
- 我が子がどこにいるかわからない群衆ショット
- 笑顔の瞬間を逃した
ママ友からも「うまく撮れなくて……」とよく相談されます。
じつは、少しの工夫で写真はぐっと良くなるんです。
スマホでも一眼レフでも、誰でも実践できるコツをまとめました。

1. 準備編:当日の朝には「もう勝負がついている」
① プログラムを必ず読み込む
園から配られるプログラム、チラ見で済ませていませんか?
何を読み取るか?
- 我が子の出番(種目・順番・隊形)
- 会場のどこで何が行われるか(位置の図)
- 入退場の動線
出演時間も短かったり、両親のいずれかが一緒に演目に参加することもあるので、家族全員でシェアしておくのがポイントです。
(後でケンカのもとにならないように笑)
② バッテリーは「2倍」用意
「もう少しで一番の瞬間」というところでバッテリー切れ──これが運動会撮影の最悪パターンです。
目安:
- 一眼カメラ:予備バッテリー1〜2個
- スマホ:モバイルバッテリー(10000mAh以上)
スマホの場合、写真と動画を撮るとあっという間にバッテリーが20%まで落ちます。
③ 保存容量にも余裕を持とう
当日「容量がいっぱいで撮れない」とならないよう、事前にチェックを。
- デジカメ・一眼レフ:予備SDカードを準備
- スマホ:事前に容量を確認、不要な写真や動画は整理しておく
2. カメラ設定:スマホ/一眼レフ別
スマホの場合

iPhone・Androidとも、運動会で覚えておきたい設定は3つ:
① バーストモード(連写)を使う
シャッターボタンを長押しすると連写になります。
ゴールテープを切る瞬間など、決定的瞬間は連写一択。
② グリッド線を表示
縦横をグリッドに揃えることで構図がぐっと良くなります。
あえて斜めにしたいとき以外は、できるだけグリッドを意識しましょう。
- iPhone:設定 → カメラ → グリッド ON
- Android:カメラアプリ内の設定からON
③ 「明るさをロック」
タップして子供に焦点を合わせたら、指を長押しして「AE/AFロック」をかける。
明るさがコロコロ変わらずに安定して撮れます。
一眼レフ・ミラーレスの場合
設定の目安:
- モード: Sモード(シャッタースピード優先、スポーツモードなど機種によって異なります)
- シャッタースピード: 1/500〜1/1000(動きが止まる)
- ISO感度: AUTO(上限6400程度)
- AF: AF-C(コンティニュアス/追従)
- 連写: 中速以上
- レンズ: 70-200mmまたは70-300mmが理想
スマホの場合は1・2・3倍などのレンズの個数によって選べます。調節せずそのいずれかで撮ると画質がよくなります。
「設定が複雑」と感じる方は、Sモード+1/1000+ISO AUTO だけ覚えてください。これだけで9割解決します。
3. 立ったままでなく、できれば低い姿勢で

子供を見下ろした写真だと、その背景は地面ばかりになりがちです。
しゃがんで撮ると、空が抜けたり、下を向いている子供の表情も写りやすくなります。
大人の目線(160cm前後)から少し下げるだけで、写真がぐっと自然で温かくなります。
4. 「我が子だけ」じゃない写真も撮ろう
つい我が子に集中してしまいますが、後から見返したとき胸を打つのは「周辺の写真」だったりします。



撮っておきたい周辺ショット
- 入退場門・看板(場所の記録)
- お弁当の風景
- お友達との距離感がわかる写真
- プログラムの紙
- 泣いている顔・拗ねている顔(後から宝物に)
これらが「あの日の運動会」を立体的に思い出させてくれます。
5. マナー:周りへの配慮を忘れずに
立ち位置のマナー
- 三脚は禁止の園が多い
- 自分の前列の保護者を遮らないように
- 撮影スペースが指定されている場合は必ず守る
他のお子さんが写ったとき
- SNSへの投稿時は他のお子さんの顔にスタンプをかぶせる
- 卒対の写真係でない場合、他のお子さんの写真を保護者に勝手に渡さない
競技に夢中になりすぎない
カメラ越しでなく、直接わが子の頑張りを見る時間も大切。
私自身、半分はカメラを下ろして拍手することを心がけています。
まとめ:失敗を恐れず、たくさん撮ろう
運動会撮影は、子どもの成長を残す一年に一度のチャンス。
完璧でなくていい。
「ぶれてる写真」も、後から見ると「必死で走ってた証拠」として愛おしくなります。
ぜひ、当日はカメラと笑顔の両方を持って臨んでください。
それでも「やっぱり自分で撮るのは大変」と思ったら
「カメラの操作も難しいし、応援にも集中したい」
そう感じる方には、家族写真の出張撮影サービスもあります。
私は栃木・茨城を中心に、ご家族の運動会撮影もお引き受けしています。
気になる方はお問い合わせからお気軽にどうぞ。
書いた人:宇野美和(ドリー)
栃木県宇都宮市を拠点に活動する女性フォトグラファー。
マッチングサイト リピート率全国2位(2022年)/撮影実績400組以上/★5.00
Reseau Germe Photography 公式サイト
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